Instagramのフィード投稿にカルーセル機能が追加されて4年が経ちますが、活用していますか?1つの投稿に最大10枚まで画像をアップロードできる複数投稿 (カルーセルポスト) は、シングルポストとほとんど変わらない操作でシェアできるのが利点です。
カルーセル投稿はホントに見られているのか?
スマホでインスタのアプリを立ち上げると、最初に表示されるのがフィード画面です。そこには新規投稿が広告をはさみつつ、次々に流れてきます。何百、何千というアカウントをフォローする閲覧者の立場からすると、カルーセルポストは1枚目の画面が目に留まらない限り、わざわざスワイプしてまで見たいコンテンツなのか疑問です。スクロールしながらフォロー中のユーザーの投稿を目で追うというリズムに慣れていれば、その動きを中断させるのは難しいかもしれません。
最近では左にスワイプで「カメラが起動」する機能が実装されるようになり、複数画像を戻りすぎるとカメラモードに移動。これが便利なようで、実は使いにくいことからカルーセル投稿は1枚目しか閲覧しない人もいるようです。他にはカルーセル投稿はコンテンツの質が落ちていると指摘する意見があります。さらにリール (動画) に慣れてしまった閲覧者にとって、スワイプさせなくても次のシーンに移動する動画の方が目を引きます。お気に入りのアカウントや推しのコンテンツでなければ、カルーセル投稿のスワイプ操作は手間と考える人もいます。
カルーセル投稿のメリットとデメリット
Instagramのアルゴリズムは、投稿のエンゲージメントによって発見タブやおすすめ、ユーザーのフィードに表示される順位が決定されます。
コンテンツの「いいね!の数」、「保存数」、「コメント数」、「シェア数」、といったユーザーのインタラクションだけでなく、滞在時間もアルゴリズムに作用します。カルーセル投稿は、スワイプさせてコンテンツの滞在時間を延ばすという意味においてはメリットがあります。ただし、2枚目以降が期待外れな画像だったら、フォロワーを失うことにもなりかねません。
そこで、複数投稿に有効なコンテンツと、そうでない場合があることを考慮して、投稿プランを考えてみます。例えばスイーツ系の #yummyfood で探すと、レシピと詳しい作り方をカルーセル投稿していたコンテンツが注目を集めていました。
料理以外にヘアサロンならビフォーアフターを、不動産なら外観、間取り、水回りなどをカルーセルで紹介。動画よりも静止画でディテールを見たいといったニーズには、カルーセル投稿が有効です。
カルーセル投稿にはチャンスがある
エンゲージメントの低いカルーセルもありますが、複数投稿はユーザーのフィードに2回表示されることがあります。シングルポストなら、スクロールダウンされてしまえば、ユーザーがあえて振り返らない限りはスルーされたまま。それが複数投稿だと、Instagram AIが2枚目の画像がユーザーの興味関心にマッチしていると判断する場合には「おすすめ」に表示されることがあるとのことです。
1投稿に最大10枚まで画像を挿入。それぞれの画像にタグ付けができる!
NapoleonCatをお使いのユーザーから、これまで多くいただいていたご希望が複数投稿でした。8月11日、NapoleonCatの「パブリッシャー」が10枚までの複数画像を「予約」して公開に進められる仕様にアップデートしました。
Instagramカルーセル投稿をスケジュールする
NapoleonCatを使えばインスタの複数投稿の予約と同時に、TwitterやFacebookなど別アカウントのスケジューリングも簡単です。ぜひお試しください
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すでにTwitterやFacebookでは複数枚投稿が可能でしたが、InstagramではAPIに制限がかかっていたため、予約投稿は動画とシングルポストに限定されていました。
それでは操作方法について説明していきましょう。
その1
ダッシュボードの左メニューから、メガホンのアイコン=パブリッシャーを選択すると、以下の画像のように公開スケジュールが表示されます。
その2
「カレンダー」、「投稿」、「タスク」と3つ並んだタブの中の一番左にある「カレンダー」を選び、公開スケジュール上の任意の日付にマウスオーバーして「+」を表示させてクリック、あるいは右上の黄色い「+」アイコンをクリックして、編集画面を開きます。
その3
編集画面の左列には、管理プロフィールに登録したすべてのアカウントが縦に並びます。縦の列からInstagramを探し、クリックしてチェックを付けます。
「画像」、「動画」、「ロケーション」、「コメント」のアイコンの中から、画像アイコンを選んでクリックすると、別画面が開きローカルコンピュータからのアップロードを促されます。
その4
画像の縦横比を調整して登録します。次の画像の登録は、+をクリックして同様の手順でローカルコンピュータからアップロードします。
画面右側のプレビューでスライドさせて、順序を確認します。
キャプションや最初のコメント、画像にタグ付け、ロケーション設定が完了したら下書きを保存。すぐに投稿するなら右側の「公開」ボタンを押します。ユーザーのアクティブな時間に投稿するには、あらかじめ定めておいた任意の日時を設定し、「スケジュール」ボタンをクリックします。
まとめ
NapoleonCatでは、投稿あたりの「静止画像」、「動画」、「カルーセル」のエンゲージメントの測定が可能です。Instagramビジネスを開設しているアカウントであれば、オーディエンスやフォロワーがどんなコンテンツを期待しているのか把握できます。
また、どの投稿が「CTA (コールトゥアクション、行動喚起)」に到達したのかも、グラフ化します。
週毎、月毎、あるいは3カ月毎の運用成果から、次のビジネスの目標、KPIを立てることに生かしてみてはいかがでしょう。
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