オンラインでコストを抑えながら、どうやったら自社ビジネスを効果的にPRできるか、お悩みではありませんか? コロナ禍で、オフラインのタッチポイントが限られる今だからこそ、大勢を対象にするのでなく地元に絞り込んだ情報発信をしてみてはいかがでしょう。
以下3つの提案で、ローカルSEOの強化を紹介していきます。
- ローカルSEOのパフォーマンスを大幅に向上させる方法
- GMB (Googleマイビジネス) のキーワード
- 専用ツールを導入して投稿の作業効率を高める方法
Google検索で上位にランキングされるには
「ググらなくなった」といわれるようになって久しいとはいえ、検索で上位表示されるためジャンルを問わずにさまざまなビジネスが、なんらかの施策を打ち出しています。多くの場合はオウンドメディアのコンテンツをアップデートし、検索連動型広告を配信する。この二刀流でPDCAを回しながら、SNSにも時間と労力を注ぐ。こういったデジタルマーケティングが、コロナ禍でますます勢いづいています。外出控えをしている見込み客に対しオンラインで訴求しようと、新規参入する業者が増えていることが理由です。
検索サイトの上位にランキングされても、サイトにアクセスして「コンバージョン」されるまでには、キャンペーンやクーポンといった時限付きインセンティブを投入するといった出費がかさむことも。さらにバラマキだけで、回収できないというケースもあり得ます。小売りの店舗なら大勢を対象にするより、地元の見込み客をターゲットにしたプロモーションに切り替えてみてはいかがでしょう。
店舗のウェブサイトがなくても、無料ではじめられるGoogleマイビジネスを使えば、地元の「潜在顧客」に自社の商品をアピールできます。コンテンツと投稿頻度、顧客とのコミュニケーション次第で、ローカルSEO上位表示も可能です。
シグナルをためるとは?
「シグナルをためる」という文言を聞いたことはないですか? Instagramでは、多くのユーザーの目に留まるようにするためには「シグナル」が重視されます。
シグナルはプロフィールページが見られたり、コメントされたり、いいねが付けられたりすると、インスタのアルゴリズムから評価され、スコアがたまり高いポジションにランク付けされます。
Googleでも「シグナル」は、2つの意味で重要視されています。1つは、同じ人物によるデスクトップとモバイルからのアクセスを計測し、行動履歴を分析して広告配信に役立てる測定機能。もう1つは、Googleマイビジネスの表示を左右する、ユーザーのエンゲージメントが検索アルゴリズムに作用する意味においてです。
マーケティングツールを提供するMOZは、2018年のオウンドメディアの記事で、Googleマイビジネスにおける従来のセマンティックシグナルが「エンゲージメントシグナル」にアップデートした過程を段階的に説明すると同時に、検索表示の重要なランキング要素であると述べています。
GMB (Googleマイビジネス) がローカルSEOにインパクトを与えるという実証事例が、米メディアSEL (Search Engine Land) に掲載されています。
GoogleマイビジネスがローカルSEOを後押しする存在だと理解している店舗やビジネスは、すでに「ビジネスプロフィールの作成」を済ませ、積極的な投稿をしています。Googleマイビジネスもまた、TwitterやInstagram、Facebook同様に、運用をしなければ期待している効果は得られません。そしてGoogleマイビジネスが他のSNSと異なる部分は、定期的に投稿を続けるオーナーには、メールで「投稿のパフォーマンス」を報告してくれます。
また、投稿が滞っている場合には「新しい写真を追加しましょう」と、アラートメールが入ります。
ローカルSEOのパフォーマンスを大幅に向上させる方法
GMB (Googleマイビジネス) をパフォーマンスアップするためのto doリストを以下に記載します。
- プロフィールに抜けている部分がないようにする。(空のフィールドがある場合は、埋めるようにしてください)
- GMB (Googleマイビジネス) の投稿は週1以上、できれば週に複数回。そして公開した投稿はFacebook、Twitterで共有。
- Q&Aに質問と回答を入力。ただし、ユーザーから問い合わせがありそうな内容である。
例: 小学生以下の入店について/店舗の新型コロナウイルス対策について/予約のキャンセルについて、など。 - 投稿以外の写真や動画を定期的にアップロードする。
(テキストのないメディアを週1、難しければ月1ペースで追加します。例: 店内、スタッフ、外観など)
ただでさえ企業アカウントのTwitterやインスタ運用を通常業務の片手間で行うのは困難です。これにGMB (Googleマイビジネス) が加われば、さらに企業は人的リソースを割くことになってしまいます。各SNSと連携させて効率的に運用を行う方法については、お気軽にお問い合わせください。
ソーシャルカスタマーケア
ユーザーからの意見、お問い合わせにタイムリーに応答することで、信頼関係が築けます。NapoleonCatにはダッシュボード上でカスタマーケアできる「受信トレイ」機能が備わり、Facebook、Instagram、Twitter、LinedIn、そしてGoogleマイビジネスでご利用いただけます。
Try NapoleonCat free for 14 days. No credit card required.
前出のMOZの調査によると、82.5%もの企業が1週間にたった1回の投稿さえできていません。なんとそのうち4割は、プロフィールを作ったまま放置しています。もったいない!Googleマイビジネスは、検索エンジンで「情報」や「商品」を探しているユーザー」に、自社のビジネスを真っ先に見つけてもらえます。
GMB (Googleマイビジネス) のキーワード
検索連動広告の場合にはキーワード設定が必須であり、クリック単価を決める重要事項でもあります。一方、無料で使えるGoogleマイビジネスにもキーワード設定は必要かというと、微妙です。GMB (Googleマイビジネス) のオーナーが希望するキーワードで、検索流入するとは限らないからです。というのも、それぞれのGMB (Googleマイビジネス) に影響をおよぼすワードは、GoogleボットがビジネスプロフィールやQ&A、レビューをもとに決定。情報を検索するユーザー対してGoogleのアルゴリズムが「適切」と判断したGMB (Googleマイビジネス) を表示します。
アルゴリズムが判断する基準となるのは「レリバンス (関連性)」「ディスタンス (ユーザーとの距離感)」「プロミネンス (目立ち度)」の3つ。例として、ユーザーがある場所でレストランを探しているとします。検索ボックスに「地名、リーズナブル、イタリアン」と入力した場合にGoogleは、地域のGMB (Googleマイビジネス) のビジネスプロフィールから価格帯や商品 (サービス) を参照、次にユーザーの現在地から目的地までの距離とかかる時間を計算し、プロミネンス (目立ち度)として過去のユーザーレビューから★の多いレストランを表示します。ユーザーからの評価が高ければ、Googleアルゴリズムからも高スコアが付けられ、しかもユーザー自身も信頼をしてくれます。
検索流入のためのキーワードテクニックは以下になります。
- 無理にキーワードを増やしたり、関連のないワードをビジネスプロフィールに加えたりしない。
- 検索流入させたいワードは不自然にならないよう、投稿原稿に散らす。
- Q&Aに質問と回答を入力。ただし、ユーザーから問い合わせがありそうな内容である。
- サービスや商品を購入してくれた人にレビューを書いてもらう。
専用ツールを導入して投稿の作業効率を高める方法
手間をかけず、スケジュールに沿ってGMB (Googleマイビジネス) を運用するために、以下の3つの方法を試してください。
- 投稿のスケジュールを立てる
- TwitterやFacebookと連携する
- ユーザーからの質問には24時間以内に返答する
Googleのスプレッドシートや、カレンダーアプリを使って担当者同士でスケジュール表を共有し、投稿する原稿と画像を共有しましょう。ソーシャルメディア統合管理ツールNapoleonCatを使うと、ダッシュボード上で投稿原稿の編集、校閲、承認、公開までのプロセスをメンバーと共有できます。お気軽に2週間無料トライアルにお申し込みください。試用期間中でも、NapoleonCatの全機能をご利用できます。