複数SNSを同時投稿できる新しい公開機能「パブリッシャー」

2020年4月にローンチしたNapoleonCatのInstagramスケジューラーが、インスタの投稿・公開機能はそのままに、FacebookとTwitterでも使えるようになりました。今回の大幅アップデートで、これまで以上に時短に役立つ機能が備わっています。SNS運用でスケジューリングと公開が簡単に行えるディテールを紹介しましょう。

Twitter、Instagram、Facebook、それぞれネイティブアプリに連携機能は備わっていても、投稿するときは別々のプラットフォームから配信しているケースが多いのでは。しかもプラットフォーム毎に複数のアカウントを運用していると、スケジュールは別のアプリで管理、情報共有が一般的ではないでしょうか。

NapoleonCatの新しいパブリッシャーは、SNS運用チームの投稿スケジュール設計、コンテンツ制作、公開作業をスムーズに進められるよう設計したツールです。チームで運用するシーンでは、あらかじめロールを割り当てた担当者にタスクを渡し、確認、承認制で公開するといった明確なワークフローが作成できます。

さっそくツールの使い方と特徴について解説していきましょう。

下書きと予約投稿の設定

パブリッシャーを使って、インスタ、Facebook、Twitterの投稿を作る前に、それぞれのプラットフォームごとに、設定できる要素に差異があることをお伝えします。

以下は、SNS別の設定可能な要素一覧です:

InstagramFacebookTwitter
投稿にタグ付け複数画像の投稿複数画像の投稿
位置情報の追加URLリンクの追加URLリンクの追加
最初のコメントを設定隠し投稿の公開UTMパラメータの挿入
画像のアスペクト比の変更ターゲティング投稿
カスタムサムネイルの設定UTMパラメータの挿入

NapoleonCatのパブリッシャーを使うと、すべてのプラットフォームで投稿が共有できるだけでなく、各プラットフォームに合わせて微調整することが可能です。以下の例に示すように、指定したタブで投稿のコア(キャプションと画像)にプラットフォーム固有の要素を追加できます。

以下、画像の右上のエリアでは、投稿のプレビューがリアルタイムで更新され、各プラットフォームで閲覧者にどう見えるかをチェックできます。

パブリッシャーの画面
パブリッシャーのクロスプラットフォーム投稿クリエーター画面

テーマの同じコンテンツを、同じタイミングで異なるプラットフォームに公開すると、時間の節約にもなり、また運用の一貫性を保つのにも役立ちます。投稿クリエーターの画面上で、プラットフォーム毎のファンクションを設定し、キャプションを微調整できます。インスタなら、最初のコメントにハッシュタグを追加したり、位置情報を追加したりを促す入力フィールドが存在しますが、Twitterのクリエーターには設けられていないので、操作を間違えることはありません。

ただ、Twitterについては日本語の全角テキストを入力する上で注意が必要です。140字以内に、収めるようにしてください。

Twitter用キャプション入力欄
パブリッシャーのTwitterキャプション入力欄

同時投稿に際して、個々のキャプションの加筆修正にも対応しています。もちろんFacebook、Instagram、Twitterを別々にスケジュール設定してもOKです。投稿の準備ができたら、すぐに公開するか、後で自動公開するかも自由に選択できます。

自動公開

NapoleonCatパブリッシャーを使用すると、これまでのようにスマホのアプリを開いて投稿準備をする必要はありません。NapoleonCatのダッシュボードから事前に投稿を準備し、公開時間を設定しておけば、余裕をもって運用できます。しかもNapoleonCatはユーザーのタイムゾーンに合わせたサービスを提供しています。

ファンやフォロワーがSNS上でアクティブなタイミングを狙って、公開スケジュールを設定すれば、ビジネスアワー以外にもファンやフォロワーにリーチできます。そしてこれまで接点のなかったユーザーにも認知してもらえる機会でもあります。これはグローバルに展開する企業やブランドにぜひ利用してもらいたい機能です。時短だけでなく、効率的な運用にもお役立てください。

投稿予約の設定
自動投稿予約の設定画面

すべての予定投稿を見渡せるクロスプラットフォームカレンダービュー

異なるSNSプラットフォームのアカウント管理が手間と感じることはありませんか?スマートフォンでログインとログアウトを繰り返す作業、とくに2段階認証を設定していると、時間も労力もかかります。そして2020年7月現在は、スマートフォンのインスタアプリだと、5つまでしか管理できないという制約もあります。

NapoleonCatを使うと、プラットフォームの切り替えも、ログインログアウトを繰り返す必要もありません。しかもSNSプラットフォームが違っても、すべての投稿予定がカレンダービューで見渡せます。新しいパブリッシャーでは、クロスプラットフォームの予約投稿がきちんと整理された状態で表示され、日付をクリックしなくても、アイコンとテキストでどの投稿をいつ公開する予定か、ひと目でわかります。

NapoleonCatパブリッシャーのカレンダービュー

ラベルを色分しておくと、レギュラー投稿なのかキャンペーンなのか、コンテンツタイプを簡単に区別でき、同時にプロモーションの効果測定や今後のコンテンツレベルのキープに役立てられます。

チーム向けのソリューション

NapoleonCatのパブリッシャーは、大小を問わず、チーム向けに構築、設計されています。目的は、SNS運用者の時間の節約と作業プロセス合理化の両立です。ワークフローの整理に役立つ機能を、以降で詳しく紹介します。

ディスカッション

カレンダー上に予約投稿がセットされるか、または下書きとして保存されると、ディスカッションセクションのログがアクティブになります。投稿のステータスの変更がすべて表示され、複数人で運用する場合にはメモを残したり、役割 (ロール) を確かめたりができる場になります。

メンバーのみ閲覧が可能なディスカッションパネル

内覧用タイトル

投稿を区別するためのタイトルを入力する欄を用意しています。オプションのフィールドのため、未入力のままでもかまいません。内覧用タイトルは、NapoleonCatダッシュボードの外には表示されません。

承認同意者 (サブスクライバー)

承認同意者とは、投稿のステータスが変更されたとき、またはコメントが[ディスカッション]セクションに追加されたときにメールで通知されるチームメンバーです。

割り当てユーザー (アサイニ―)

チームの中で、投稿のフローをチェックする人物をアサインします。このフィールドが空白(ブランク)の場合は、自動的にコンテンツ作成者が担当者に割り当てられます。

公開に向けメンバー内で同意を得るためのワークフローが設定できます。

内覧用コンテンツラベル

ラベルを使用して、トピック、キャンペーン、またはコンテンツのタイプをあらかじめ設定したタグでマークします。カレンダー上にはラベルと同じ色のカラーストライプ入りで投稿が示され、どんな目的であるかを明確にします。

ラベルを使って色分けされたカレンダービュー

タスクセクション

チームの一人ひとりが自分の抱える課題を把握できるように、[タスク]セクションを装備しています。トップメニューからアクセスできる[タスク]をクリックすると、各ユーザーに割り当てられた個人用の投稿リストを表示します。

タスクタブをクリックしてステータスを確認、次に進む

アクセスレベル

大人数のチームメンバーでプロジェクトを構成している場合は、ユーザーを限定した上でコンテンツの編集権限を付与する運用をおすすめします。投稿の編集、または公開権限を持たないクライアントと他のメンバーには、閲覧のみ可能なアクセス権を割り当てて、事故を回避します。

左メニューのプロジェクト設定をクリック→サイドバーから「メンバー」を選択。新しいユーザーの追加や、メンバーそれぞれの役割、権限の状態が把握できます。

以上が新しいNapoleonCatの投稿公開機能「パブリッシャー」です。はじめてお使いの場合の詳しい手順については、ヘルプセンターの記事をご覧ください。

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